Wednesday, March 10, 2004

料理修行のUP TO DATE (2)

11月いっぱいで、お世話になったイタリアレストランでのExternship を終え、無事卒業の運びとなった。 鴨のさばき方はもとより、基本的な包丁の使い方、料理方法に応じた野菜の切り方、ソースのバリエーション、そして何より、Timely(タイムリーに),Precisely (正確に), Consistently (一貫して)料理を提供することの難しさと、Professionalism(プロの料理人)の厳しさを教えてもらった。現場でプロのシェフたちが体現しているそれらを真近で見て、感じて理解(わか)ることは、学校でテキストを読んで頭で理解(わか)っていたこととは比べものにならないくらい大きなインパクトを私の心に焼き付けた。

オープン前の準備時間や、休憩時間に交わされる料理談義も楽しかった。自分が食べたピカイチの料理を思い思いに語り、馴染みの薄いアジアの食材については(私がアジア人だと言うだけで)いつも質問攻めにあわされ、そして最後は必ずそれぞれのイタリア料理への情熱と憧れを熱く語る。そこには性別の差や、国籍の違い、肩書きや経験の違いをも越えた、ただひたすらに料理を愛する人たちだけに通いあう共通の想いがあった。

そういう場所で仕事をさせてもらえる機会に恵まれたこと、素晴らしい料理人たちに出会えたことは、本当に幸運だった。そしてそれは料理人として歩き始めたばかりの私の核になっている。

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